帯状疱疹は予防できます

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水ぼうそうと同じウイルスで起きる病気です。
水ぼうそうに罹る(多くは小児期)と、そのウイルスが体の中に残ります。
そのウイルスが再度現れたのが、帯状疱疹です。加齢とともに出やすくなり、80歳までに約3分の1の方が経験すると言われています。
帯状疱疹は強い神経痛が残ったり、顔面に起こると眼、顔面神経、聴力に後遺症が、局部に出来ると排尿障害が起こることがあります。

帯状疱疹ワクチンで予防できます。

現在、2種類のワクチンがあります

生ワクチン
(水痘ワクチン)
不活化ワクチン
(シングリックス)
接種回数1回2回
予防効果70%97%
効果持続*5年間?10年間?
免疫機能に異常のある疾患、

免疫抑制剤、抗がん剤等の治療中の方

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*再接種については検討課題
どちらのワクチンが適しているかは持病や現在受けている治療で変わりますので、詳細はご相談下さい