新型肺炎

中国、武漢を震源地とする新型肺炎が徐々に拡大しています。原因は新型のコロナウイルスのようです。
コロナウイルスには、たくさんの種類がありまして、日頃普通に見られる風邪の原因でもあれば、SARS、MERSといった
重症肺炎を引き起こす性質の悪いものもあります。今回の新型はこのSARSの仲間のようです。ただ、今までの
経過を見る限り、SARS程は強力ではないようにも思えますが、、、、

交通手段が発達し、多くの人間が行き来する現在、この手の感染症の入国を防ぐことは不可能です。
「ちょっと喉が痛いな、でも熱がないから」って出勤したら、どんどん具合が悪くなって、夕方になったら熱が出て
医者に行ったら、インフルエンザでした。ってよくある話です。でも、「ちょっと喉が痛いな」という時点で患者本人はインフルエンザだとは思わないでしょうし、その時点で診察を受けても医者もインフルエンザと診断できません。よくて「熱が出たらインフルエンザかもしれないから、気を付けてね」と言える程度です。
今回のコロナウイルスだって同じです。最初はただの風邪です。武漢から日本までは約6時間です。搭乗時に何ともない、もしくは軽い風邪症状、入国してから発症、重症化が容易に想像できます。つまり、飛行場で体温検査をしても、防げません。

出来ることは、武漢を訪れた方に新型肺炎が起こりえることを認識してもらい、もし体調不良になった際には
正直に滞在歴を告げてもらった上で、適切な医学的対応をする。ことにつきます。

ただ、これも今だけで、これが複数都市へ拡大すると、ほぼ不可能となります。想像すると背筋が寒くなってきますが、、、

有効な治療薬の開発が進むことを切に願っています。ちなみに、コロナウイルスはインフルエンザみたいに鼻グリグリする検査はありません。

よしなしごと

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