穂坂クリニック https://www.hosaka-clinic.com 品川区武蔵小山の内科、リウマチ科、アレルギー科 Sun, 08 Jun 2025 06:02:17 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.1 https://www.hosaka-clinic.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/cropped-favicon6-1-32x32.png 穂坂クリニック https://www.hosaka-clinic.com 32 32 2025/06/08　看板修理承っております https://www.hosaka-clinic.com/2025-06-08/ Sun, 08 Jun 2025 06:02:13 +0000 https://www.hosaka-clinic.com/?p=11382 心無い者によって、看板を壊されました。

なにせ20数年前に作成した品で、同じサイズの面板はもうありません。新調すると10万円近くします。さて、しばし腕組み、、、

割れたものをマスキングテープで組みなおし

裏からアクリルセメントで接着し、コーキング剤で隙間を埋めて、、

遠目で見ればわかりません。これで良しでしょう

看板修理業を始める事にしました（笑）

]]> 2025/06/01　新型コロナ再び https://www.hosaka-clinic.com/2025-06-01/ Sun, 01 Jun 2025 03:25:34 +0000 https://www.hosaka-clinic.com/?p=11374 風邪の方に「コロナ陽性ですよ」にビックリされる今日この頃、ここに来て、日本国外で感染者数が急増しています。東南アジアを起点とし、アメリカでも増加しています。過去の動き同様、近々に国内大流行は必至です。人混みを避ける、手指衛生、状況によってマスク着用と感染対策は以前と同じです。社会全体として感染予防への関心が薄れていますので、自己防衛に徹するより他はありません。
流行の原因は「LP.8.1」と呼ぶ変異株に続き、「NB.1.8.1」という新たな変異株の登場によるようです。昨年に接種したコロナワクチンは「JN.1」という変異株に対応したものですが、ワクチンはある程度有効のようです。今まで同様、高齢者、持病のある方は重症化する恐れがありますので、ご注意ください。ワクチン再接種をどうするかは検討中です。

]]> 2025/04/27　今、どんな病気が流行っていますか？ https://www.hosaka-clinic.com/2025-04-27/ Sat, 26 Apr 2025 22:17:10 +0000 https://www.hosaka-clinic.com/?p=11324 東京都感染症週報　というサイトがあります。ここを見ると今どんな感染症が発生しているか？というのがわかります。忘れた病気なんて言われる結核は多いんですよ。梅毒も多いです。ほんと危険な性行為は避けて下さいね（当人は危険と思っていない？？）。すっかり皆さんの関心が薄れてしまった「新型コロナ」もそれなりですよ。コロナで入院するのはやっぱり高齢者の方ですね。最近、よくニュースに出る「百日咳」。多くは子供ですが、大人も罹りますよ。「伝染性紅斑」も多いですね。子供が罹ると頬が真っ赤になるのでリンゴ病と呼ばれますが、大人が罹ると何故か「リウマチ」みたいに関節が痛くなります。ここ最近ポツリポツリと診るので、やっぱり多いのかな？と思います。感染性胃腸炎（ノロ等）はピークを越えていますが、まだまだ多いですね。生牡蠣。私も大好きですが感染性胃腸炎が多い時期は避けてます。生牡蠣の美味しい季節と一致するのが癪に障ります。夏の岩牡蠣を楽しみにしましょう（笑）井の中の蛙にならぬようにこんな情報を気にして毎日の診療を行っております。

]]> 2025/04/04　防ぐのは至難の業だと思います https://www.hosaka-clinic.com/2025-04-04/ Fri, 04 Apr 2025 14:22:23 +0000 https://www.hosaka-clinic.com/?p=11303 トイレで用を足しました→紙で拭きます→着衣を整えます→流します→トイレから出ます。

さて、ノロウイルスに罹りました。水みたいな下痢です。トイレットペーパー5枚、いや10枚重ねても手指につきます。ウイルス一杯です。
その手で着衣を直します。服にもウイルスいっぱい付きます。流す時のレバー、ドアの取っ手、電気のスイッチ、、、もうそこらじゅう
ウイルスだらけです。ウォシュレット使いますか？水滴と一緒にウイルスが周りに飛び散ります。
対策としては「紙で拭いた後は手洗い」ですね。あ、ノロウイルスにはアルコール消毒薬は効かないと言われています。

あと、ノロウイルス自体は数日で回復します。しかし回復後も長いと1か月程度ウイルスが出ると言われています。
食中毒の報道で「従業員からウイルス検出」と見ますが、あれは下痢をしながら仕事していたわけではないと思います。
治ったけれど、防ぐのは至難の業だからですね。

]]> 2025/2/23　適応症、適応外 https://www.hosaka-clinic.com/2025-2-23/ Sun, 23 Feb 2025 02:11:46 +0000 https://www.hosaka-clinic.com/?p=11290 「ロキソニン」よく知られたお薬です。「ロキソニン」はどういった症状に使ってよいか＝適応症が決められています。
「ロキソニン」の適応症は
下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
・関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛
・手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎
・下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎（急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む）
です。
「ロキソニンS」という市販薬があります。これは「ロキソニン」と同量、同成分です。
「ロキソニンS」の効能・効果は（市販薬は適応症とは言いません）
・頭痛・月経痛（生理痛）・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
・悪寒・発熱時の解熱
です。同じ成分でもちょっと違うんですね。むしろ「ロキソニンS」のほうが使い勝手が良さそうです（笑）。
保険診療では適応症以外に使うことは出来ない決まりになっています。適応症以外に使って副作用が出た場合、副作用救済制度が認められない場合があります。
なので、本当は片頭痛、生理痛や神経痛の病名で「ロキソニン」は出せません。何だか難しいですね。

ついでにもう一つ
「リウマトレックス」というリウマチのお薬があります。この成分は「メトトレキサート」です。メトトレキサートを成分とするお薬が他にもあります。
「メソトレキセート錠2.5mg」といいます。さて、何が違うのか
「リウマトレックス」：適応症　関節リウマチ　１カプセル＝2ｍｇ　薬価＝132.4円
「メソトレキサート錠2.5ｍｇ」：適応症　白血病等の悪性腫瘍　１錠＝2.5ｍｇ　薬価＝24.1円
「メソトレキセート錠2.5mg」は抗がん剤です。
リウマトレックス5カプセル、662円はメソトレキセート4錠、96.4円と同じことになります。成分が同じだから安い方を使えばいいと思いますが、適応症の問題で出来ません。
メトトレキサートは関節リウマチの治療薬として世界的に広く使われていたにも関わらず、日本では認可されませんでした。「リウマトレックス」が関節リウマチ治療に認可されたのは1999年のことです。それ以前はリウマチ医は「メソトレキセート錠2.5mg」を関節リウマチ治療に恐る恐ると使用していました。日本のリウマチ治療の闇歴史ですね。

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